【ドバイで人気のヤギとは?】中東で主に飼育されているヤギの種類と特徴を紹介!
高級ホテルや近未来的な建築で有名なドバイですが、実は伝統的な牧畜文化も深く根付いているのをご存じでしょうか?
今回は、そんなドバイで主に飼育されているヤギの種類や特徴について、現地の文化や市場のトレンドを交えながら詳しく紹介します。
ドバイにおけるヤギの役割とは?
アラブ首長国連邦(UAE)に属するドバイでは、ヤギは重要な家畜として位置付けられています。
特に遊牧文化の名残を残すベドウィンの暮らしでは、ヤギはミルクや肉、皮革などの資源として重宝されてきました。
現代においても、高品質な山羊乳製品や伝統料理の材料としてヤギは重要な存在です。
ドバイで主に飼われているヤギの種類
1. ダマスカスヤギ(Damascus Goat)
最近トレンドになっているのがこちらのヤギ。ドバイでもっとも有名で人気のある品種と言われています。
特徴的な顔立ちと豊かな乳量で知られ、「中東最高級のヤギ」とも言われています。
- ミルクの質が高い(濃厚で栄養価が高い)
- 耐暑性に優れ、ドバイの気候に適応
- 一部では「ペット」や「コンテスト用」としても人気となっています
毎年開催される家畜コンテストでは、美形(?)なダマスカスヤギが数千ドルで取引されることもあります。

2. バルバリ種(Barbari Goat)
インドやパキスタンを起源とする小型のヤギで、ドバイでもよく見かけます。
- 体が小さく省スペースで飼育可能
- 繁殖力が高く、肉質も良好
- 市場向けに人気の肉用種として扱われています。

3. ブラックベンガル種(Black Bengal)
特に濃い味の肉を好む層に人気のヤギ。ドバイの多民族社会において、バングラデシュ系のコミュニティでよく飼育されています。

今回はこの中でもトレンドになっているダマスカスヤギの外見や特徴に関して紹介しています。
【世界一ブサイク!?】ダマスカスヤギの外見と驚きの特徴とは?
ヤギ界の異端児ともいえる「ダマスカスヤギ」
一部では「世界一ブサイクなヤギ」として話題になる一方、その独特な外見が“かわいい”と感じる人も。
ダマスカスヤギ(Damascus Goat)は、主に中東地域、特にシリアやレバノン、キプロスなどで飼育されているヤギの一種で、古くからミルクや肉の供給源として重宝されてきました。
【外見の特徴】一度見たら忘れられない!?
ダマスカスヤギ最大の魅力(?)は、なんといってもその強烈な見た目。以下が主な特徴です:
- 長く垂れ下がった耳
まるで犬のような大きな耳が顔の両側に垂れています。 - つぶれたような鼻(ローマンノーズ)
鼻筋が極端に曲がっていて、つぶれたような印象を与えます。 - 突出した顎とたるんだ顔
顎が前に突き出しており、顔全体が垂れ下がったように見えるのも特徴。 - 成長するとさらに変化
子ヤギの頃は普通に見えても、成長とともに顔が「変形」し、インパクトが強くなります。
このユニークな外見から、SNSでは「世界一ブサイクなヤギ」と話題になったことも。しかし、その見た目が逆に“クセになるかわいさ”と人気を集めています。
性格は穏やかで飼いやすい?
見た目に反して、ダマスカスヤギの性格はとても穏やかで人懐っこいと言われています。
また、乳の質も高く、栄養価の高いミルクを出すため、畜産用としても非常に優秀です。
飼育は難しい?それとも簡単?
ダマスカスヤギは暑さに強く、乾燥した気候に適応しています。ただし、その独特な顔の構造のせいで、呼吸器系や目のトラブルに注意が必要とも言われています。
近年はペットとして飼育する愛好家も増えており、日本でも一部で話題になっています。
まとめ:ダマスカスヤギは唯一無二の存在!
「見た目がすごい」と一見ネタ的に扱われることも多いダマスカスヤギですが、
実は性能・性格ともに優れたヤギであり、長い歴史の中で人々に親しまれてきた存在です。
珍しいペットを探している方、ヤギに興味がある方は、ぜひダマスカスヤギをチェックしてみてください!